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炉傍
ふりがな文庫
“炉傍”の読み方と例文
旧字:
爐傍
読み方
割合
ろばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろばた
(逆引き)
その晩笹村は下の
炉傍
(
ろばた
)
へ来て、酒をつけてもらったりした。炉傍には、時々話し相手にする町の大きな精米場の持ち主も来て坐っていた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
梅三爺は
爛
(
ただ
)
れた眼をぱちくりさせながら、一度手にした唐鍬を置いて、
炉傍
(
ろばた
)
に戻って来た。そして
煙管
(
きせる
)
をぬき取った。
土竜
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
台所の
炉傍
(
ろばた
)
に、その男の子とふたり並んで坐って、お客さんのように澄ましていた。私にむかっても、うやうやしくお辞儀をして、実によそよそしかった。
新樹の言葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
炉傍(ろばた)の例文をもっと
(11作品)
見る
炉
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
“炉”で始まる語句
炉
炉辺
炉端
炉縁
炉棚
炉側
炉部屋
炉中
炉格
炉火
“炉傍”のふりがなが多い著者
佐左木俊郎
徳田秋声
泉鏡太郎
太宰治
佐藤垢石
泉鏡花
牧野信一