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炉側
ふりがな文庫
“炉側”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろばた
80.0%
ろべり
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろばた
(逆引き)
庸三はきまりがわるくなったので、にわかに茶の間へ出て行って見た。葉子は
姐御
(
あねご
)
のようなふうをして、
炉側
(
ろばた
)
に
片膝
(
かたひざ
)
を立てて坐っていたが
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
杉右衛門は
炉側
(
ろばた
)
に坐ったまま、いつまで経っても動こうともしない。やがて
薪
(
たきぎ
)
が尽きたと見えて焚火が
漸次
(
だんだん
)
消えて来た。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
炉側(ろばた)の例文をもっと
(4作品)
見る
ろべり
(逆引き)
別天地の谿谷はいつも静かで、
炉側
(
ろべり
)
で坐って考えている彼藤作の眼の前の縁を野兎がピョンピョン刎ねている。
鶯
(
うぐいす
)
の声が谷間で聞こえ森の茂みでは
杜鵑
(
ほととぎす
)
が高音をかけて啼いている。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
炉側(ろべり)の例文をもっと
(1作品)
見る
炉
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“炉”で始まる語句
炉
炉辺
炉端
炉縁
炉傍
炉棚
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炉中
炉格
炉火
検索の候補
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