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片膝
ふりがな文庫
“片膝”の読み方と例文
読み方
割合
かたひざ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたひざ
(逆引き)
裳
(
もすそ
)
は長く草に
煽
(
あお
)
つて、あはれ、
口許
(
くちもと
)
の
笑
(
えみ
)
も消えんとするに、桂木は
最
(
も
)
うあるにもあられず、
片膝
(
かたひざ
)
屹
(
きっ
)
と立てて、銃を
掻取
(
かいと
)
る、
袖
(
そで
)
を
圧
(
おさ
)
へて
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
佐吉は暗い
柿
(
かき
)
の木の下にしゃがみ、土の上に
片膝
(
かたひざ
)
をついて、変わり果てた旧主人が通り過ぎるまではそこに頭をあげ得なかった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
男は
片膝
(
かたひざ
)
をついて、(自分は御存じないものである。あまりに寒さに
堪
(
た
)
えないので、お
召
(
め
)
しになっている衣物を一つ二つ
賜
(
たまわ
)
りたいのである)
大力物語
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
片膝(かたひざ)の例文をもっと
(38作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
膝
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
“片”で始まる語句
片
片隅
片手
片端
片頬
片方
片時
片側
片唾
片足
“片膝”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
本庄陸男
イワン・ツルゲーネフ
押川春浪
梅崎春生
山本周五郎
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
島崎藤村
泉鏡花