“塩鰹”の読み方と例文
読み方割合
しおかつお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といって、紙の内から、例の塩鰹しおかつおを出して私はムシャムシャ初めて、とうとう皆食いおわって
狸問答 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
塩鰹しおかつおが非常に好味うまいといったので、その主人が、それなら、まだ残っているこの片身を持ってきたまえというので、それを新聞紙に包んでもらって、片手にげながらやってくると
狸問答 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
投出ほうりだすと、る見るうちに、また四辺あたりが明るくなったので、私も思わず、笑いながら、再び歩出あゆみだして、無事に家に帰ったが、何しろ、塩鰹しおかつおを、そんな一時に食ったので、途事とちゅうのどかわいて仕方がない
狸問答 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)