“塩沢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しほざは33.3%
しおざわ33.3%
しほさは22.2%
しおさわ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○さてかの茶店さてんにて雪の氷をめづらしとおもひしに、その次日より塩沢しほざは牧之ぼくし老人が家にありしに、日毎に氷々こほり/\とよびて売来る、山家やまが老婆らうばなどなり。
この『北越雪譜』の著者鈴木牧之おうは、越後の塩沢しおざわの商人で、時々商用で上京した時に当時のいわゆる文人ぶんじん雅客がかくまじわりを結んではいたものの
語呂の論理 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
○さてわが塩沢しほさはは江戸をさることわづかに五十五里なり、直道すぐみちはからばなほ近かるべし。雪なき時ならば健足たつしやの人は四日ならば江戸にいたるべし。
それを塩沢しおさわといふ。その水溜りに、海の水を導き入れる。そして其処に一杯になつた時に、海との通路を塞いでしまふ。そしてその塩沢の仕事は、夏の間にしてしまふ。