トップ
>
吹出
ふりがな文庫
“吹出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふきだ
78.3%
ふきい
8.7%
ふきいだ
8.7%
ふきいづ
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきだ
(逆引き)
で、
袂
(
たもと
)
から
卷莨
(
まきたばこ
)
を
取
(
と
)
つて、
燐寸
(
マツチ
)
を
摺
(
す
)
つた。
口
(
くち
)
の
先
(
さき
)
に
𤏋
(
ぱつ
)
と
燃
(
も
)
えた
火
(
ひ
)
で
勢付
(
いきほひづ
)
いて、
故
(
わざ
)
と
煙
(
けむり
)
を
深
(
ふか
)
く
吸
(
す
)
つて、
石炭
(
せきたん
)
臭
(
くさ
)
いのを
浚
(
さら
)
つて
吹出
(
ふきだ
)
す。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
吹出(ふきだ)の例文をもっと
(18作品)
見る
ふきい
(逆引き)
例のその日は
四
(
よ
)
たび
廻
(
めぐ
)
りて今日しも
来
(
きた
)
りぬ。晴れたりし空は午後より曇りて
少
(
すこし
)
く
吹出
(
ふきい
)
でたる風のいと寒く、
凡
(
ただ
)
ならず
冷
(
ひ
)
ゆる日なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
吹出(ふきい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふきいだ
(逆引き)
ぞ出帆したり
追々
(
おひ/\
)
風
(
かぜ
)
も少し
吹出
(
ふきいだ
)
し
眞帆
(
まほ
)
を七分に上て
走
(
はしら
)
せハヤ四國の
灘
(
なだ
)
を廻り
凡
(
およそ
)
船路
(
ふなぢ
)
にて四五十里も
走
(
はしり
)
しと思ふ頃吉兵衞は
船
(
ふね
)
の
舳
(
みよし
)
へ出て四方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
吹出(ふきいだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ふきいづ
(逆引き)
何と云ふ華やかな笑ひ聲であらう、われ知らず滿ち渡る胸一ぱいの歡びが、自分には心付かぬ中、あの美しい咽喉の奧を潜つて、あの眞白な齒の間から、泉の湧く如く
吹出
(
ふきいづ
)
るとしか思はれぬ。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
吹出(ふきいづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“吹出”で始まる語句
吹出物
吹出腫
検索の候補
吹出物
吹出腫
“吹出”のふりがなが多い著者
鈴木鼓村
尾崎紅葉
田中英光
押川春浪
泉鏡太郎
永井壮吉
作者不詳
樋口一葉
泉鏡花
福沢諭吉