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吹出
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ふきい
ふりがな文庫
“
吹出
(
ふきい
)” の例文
例のその日は
四
(
よ
)
たび
廻
(
めぐ
)
りて今日しも
来
(
きた
)
りぬ。晴れたりし空は午後より曇りて
少
(
すこし
)
く
吹出
(
ふきい
)
でたる風のいと寒く、
凡
(
ただ
)
ならず
冷
(
ひ
)
ゆる日なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
今
(
いま
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
には
憎
(
にく
)
くし
剛慾
(
がうよく
)
もの
事情
(
じじやう
)
あくまで
知
(
し
)
りぬきながら
知
(
し
)
らず
顏
(
がほ
)
の
烟草
(
たばこ
)
ふか/\
身
(
み
)
に
過
(
あやま
)
りあればこそ
疊
(
たゝみ
)
に
額
(
ひたひ
)
ほり
埋
(
うづ
)
めて
歎願
(
たんぐわん
)
も
吹出
(
ふきい
)
だす
烟
(
けむり
)
の
輪
(
わ
)
と
消
(
け
)
して
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“吹出”で始まる語句
吹出物
吹出腫