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歎願
ふりがな文庫
“歎願”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たんがん
82.4%
たんぐわん
17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんがん
(逆引き)
河野は、私の無言の
歎願
(
たんがん
)
を
容
(
い
)
れて、私の嘘と口を合せてくれました。それを聞いて私はやっと胸のつかえがおりた様に思ったことです。
湖畔亭事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
だがこの日はいつもより悲しかった、全校生徒の
歎願
(
たんがん
)
があったにかかわらず久保井校長の転任をひるがえすことができなかった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
歎願(たんがん)の例文をもっと
(14作品)
見る
たんぐわん
(逆引き)
願ふ所にて
恨
(
うら
)
みも
晴
(
はれ
)
たれば一ト通りの
歎願
(
たんぐわん
)
にてはとても助命
覺束
(
おぼつか
)
なく思ひ六右衞門の申立たる棄子に事寄吉兵衞が差當りての
作意
(
さくい
)
にて
斯
(
かゝ
)
ることを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
今
(
いま
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
には
憎
(
にく
)
くし
剛慾
(
がうよく
)
もの
事情
(
じじやう
)
あくまで
知
(
し
)
りぬきながら
知
(
し
)
らず
顏
(
がほ
)
の
烟草
(
たばこ
)
ふか/\
身
(
み
)
に
過
(
あやま
)
りあればこそ
疊
(
たゝみ
)
に
額
(
ひたひ
)
ほり
埋
(
うづ
)
めて
歎願
(
たんぐわん
)
も
吹出
(
ふきい
)
だす
烟
(
けむり
)
の
輪
(
わ
)
と
消
(
け
)
して
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
歎願(たんぐわん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“歎願”の意味
《名詞》
事情を訴えて一心に願うこと。
(出典:Wiktionary)
歎
漢検準1級
部首:⽋
15画
願
常用漢字
小4
部首:⾴
19画
“歎願”で始まる語句
歎願書
検索の候補
歎願書
奉歎願
“歎願”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
本庄陸男
作者不詳
三遊亭円朝
樋口一葉
海野十三
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
横光利一
山本周五郎