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𤏋
ふりがな文庫
“𤏋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぱっ
47.4%
ぱつ
42.1%
ぱッ
5.3%
ぱツ
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぱっ
(逆引き)
もの優しく肩が動くと、その蝋の火が、件の絵襖の穴を
覘
(
のぞ
)
く……その火が、
洋燈
(
ランプ
)
の
心
(
しん
)
の中へ、
𤏋
(
ぱっ
)
と入って、一つになったようだった。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
𤏋(ぱっ)の例文をもっと
(9作品)
見る
ぱつ
(逆引き)
もの
優
(
やさ
)
しく
肩
(
かた
)
が
動
(
うご
)
くと、
其
(
そ
)
の
蝋
(
らふ
)
の
火
(
ひ
)
が、
件
(
くだん
)
の
繪襖
(
ゑぶすま
)
の
穴
(
あな
)
を
覘
(
のぞ
)
く……
其
(
そ
)
の
火
(
ひ
)
が、
洋燈
(
ランプ
)
の
心
(
しん
)
の
中
(
なか
)
へ、
𤏋
(
ぱつ
)
と
入
(
はひ
)
つて、
一
(
ひと
)
つに
成
(
な
)
つたやうだつた。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
𤏋(ぱつ)の例文をもっと
(8作品)
見る
ぱッ
(逆引き)
途端に糸切歯をきりりと
鳴
(
なら
)
して、
脱兎
(
だっと
)
のごとく、火鉢の鉄瓶を
突覆
(
つッかえ
)
すと、
凄
(
すさま
)
じい音がして
𤏋
(
ぱッ
)
と立った灰神楽、灯も暗く、あッという間に、蝶吉の姿はひらひらとして見えなくなる。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
𤏋(ぱッ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぱツ
(逆引き)
凄
(
すさま
)
じく
嘶
(
いなゝ
)
いて
前足
(
まへあし
)
を
両方
(
りやうはう
)
中空
(
なかぞら
)
へ
飜
(
ひるがへ
)
したから、
小
(
ちひさ
)
な
親仁
(
おやぢ
)
は
仰向
(
あふむ
)
けに
引
(
ひツ
)
くりかへつた、づどんどう、
月夜
(
つきよ
)
に
砂煙
(
すなけぶり
)
が
𤏋
(
ぱツ
)
と
立
(
た
)
つ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
𤏋(ぱツ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“𤏋”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花