“突覆”の読み方と例文
読み方割合
つッかえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途端に糸切歯をきりりとならして、脱兎だっとのごとく、火鉢の鉄瓶を突覆つッかえすと、すさまじい音がして𤏋ぱッと立った灰神楽、灯も暗く、あッという間に、蝶吉の姿はひらひらとして見えなくなる。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)