“おちゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
落居75.0%
12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しか容易ようい彼等かれらこゝろ落居おちゐない。しばらはなし途切とぎれた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
あにこの最終さいしうの一夜にのぞんでうらみをぶべけんや、し此探検中あめふことおほかりせば尚二倍の日子をようすべく、病人も生ずべく、めに半途帰路にくか或は冒進ぼうしんして餓死におちゐるか
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
質朴しつぼくあいするに堪へたり、余炉辺にし一客にふて曰く、是より山奥にいたらば栗樹くりありや否、余等一行探検たんけん中途ちうとにして飢餓きがおちゐることあらん乎、栗等の果実くわじつりて餓死がしのがれんとすと
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
否、がけは崩れ、路はおちゐりて、磊々らい/\たる岩石の多き、その歩み難きこと殆ど言語に絶す。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)