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祈願
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きぐわん
ふりがな文庫
“
祈願
(
きぐわん
)” の例文
只今致方無
二
御座
一
、目黒の不動へ參詣致、命に替て
祈願
(
きぐわん
)
をこらし、晝夜
祈
(
いのり
)
入事に御座候。
熟
(
つら/\
)
思慮
(
しりよ
)
仕候處、いづれなり奸女をたをし候外無
レ
望時と伺居申候。
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
お
豊
(
とよ
)
は乗つて来た車から急に
雷門
(
かみなりもん
)
で
下
(
お
)
りた。
仲店
(
なかみせ
)
の
雑沓
(
ざつたふ
)
をも今では
少
(
すこ
)
しも
恐
(
おそ
)
れずに
観音堂
(
くわんおんだう
)
へと急いで、
祈願
(
きぐわん
)
を
凝
(
こら
)
した
後
(
のち
)
に、お
神籤
(
みくじ
)
を引いて見た。古びた
紙片
(
かみきれ
)
に
木版摺
(
もくはんずり
)
で
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
暑
(
しよ
)
を山上に
避
(
さ
)
けながら
眼下
(
がんか
)
に
群住
(
ぐんぢう
)
する
憐
(
あは
)
れなる数万の
異教徒
(
ゐけうと
)
の
為
(
た
)
めに
祈願
(
きぐわん
)
を
込
(
こ
)
めるも
無益
(
むえき
)
なり、
教会
(
けうくわい
)
復興
(
ふくこう
)
の
方策
(
はうさく
)
とは
教導師
(
けうだうし
)
先
(
ま
)
づ
躬
(
みづ
)
から
身
(
み
)
を
捐
(
す
)
つるにあり、
彼
(
か
)
の
家族
(
かぞく
)
の
安楽
(
あんらく
)
を
犠牲
(
ぎせい
)
に
供
(
きやう
)
するにあり
問答二三
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
「
行末
(
ゆくすゑ
)
の
御良縁
(
ごりやうえん
)
を
祈願
(
きぐわん
)
します、
祈願
(
きぐわん
)
しまする。」
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“祈願(祈り)”の解説
祈り(いのり)とは、宗教によって意味が異なるが、世界の安寧や、他者への想いを願い込めること。利他の精神。自分の中の神と繋がること。神など神格化されたものに対して、何かの実現を願うこと。神の定理は各宗教による。祈祷(祈禱、きとう)、祈願(きがん)ともいう。儀式を通して行う場合は礼拝(れいはい)ともいう。
(出典:Wikipedia)
祈
常用漢字
中学
部首:⽰
8画
願
常用漢字
小4
部首:⾴
19画
“祈願”で始まる語句
祈願所
祈願等