“雷門”の読み方と例文

読み方	割合
かみなりもん	100.0%

かみなりもん

浅草の観音堂について論ずれば雷門（かみなりもん）は既に焼失（やけう）せてしまったが今なお残る二王門（におうもん）をば仲店（なかみせ）の敷石道から望み見るが如き光景である。

日和下駄：一名　東京散策記 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)

もと来た道へ帰ると、お水屋額堂を横に見て仁王門、仲見世（なかみせ）の押すな押すなを右に左に人をよけて、雷門（かみなりもん）からそのまま並木の通りへ出た。

つづれ烏羽玉 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)

何分時間が早いので一応雷門（かみなりもん）の牛屋に上りまして鍋をつっ突き酒を加え乍ら、何方（どっち）方面の女にしようかと目論見を立てる事に致しました。

陳情書 (新字新仮名) ／ 西尾正(著)

“雷門”の解説

雷門（かみなりもん）は、浅草寺の山門。東京都台東区浅草一丁目2番 - 3番地に位置し、雷門通りに面している。正式名称は風雷神門（ふうらいじんもん）であり、「雷門」と書かれた提灯の逆側には「風雷神門」と書かれている。
門に向かって、右側に風神、左側に雷神が配される、朱塗りの山門である。門の中央には高さ3.9メートル、直径3.3メートルの提灯が吊り下げられており、浅草のランドマークとなっている。東京および日本を象徴する風景として、外国人向けの観光パンフレット、お土産のレリーフなどに写真やデザインが用いられることも多い。
(出典:Wikipedia)

雷	常用漢字 中学 部首:⾬ 13画
門	常用漢字 小２ 部首:⾨ 8画