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深味
ふりがな文庫
“深味”の読み方と例文
読み方
割合
ふかみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふかみ
(逆引き)
静子の魅力もこの奇怪なる疑いには及ばなかったのか、私は不思議にも静子のことを忘れてしまったかの如く、ひたすら奇妙な妄想の
深味
(
ふかみ
)
へ陥って行った。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
水のきれいな
甲斐
(
かい
)
の国、ことに秋の水は
銘刀
(
めいとう
)
の
深味
(
ふかみ
)
ある色にさえたとえられている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かの女達が伯林で、現在眼の前の実物を観
乍
(
なが
)
ら、その建築物の写真の載った
写真帖
(
しゃしんちょう
)
など見並べると、驚く
程
(
ほど
)
、
其
(
そ
)
の写真の方が、線の影や
深味
(
ふかみ
)
が、精巧な
怜悧
(
れいり
)
な
写術
(
しゃじゅつ
)
によって附加されている。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
深味(ふかみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
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深
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深傷
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深更
深切
深川
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深刻味
興味深
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“深味”のふりがなが多い著者
有島武郎
江戸川乱歩
吉川英治
岡本かの子