“銘刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいとう85.7%
もの14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というところから、秋日しゅうじつのごとくするどく、はげしく、また釣瓶落しのように疾風迅雷しっぷうじんらいに働くというので、こう呼ばれる丹波自慢の銘刀めいとう
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
『そうだ。たとえ一振でも、末代に残る銘刀めいとうわれる刀をたぬうちは、この足を、二度と、信州へは向けねえぞ』
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さあ見てくれといわぬばかりに投げ出してあった刀、四本のうち一本ぐらい、筋の通った銘刀ものがあるかと思ったところ、なかったぞ。フ、フ、フッ、揃いも揃って、関の数打ち物ばかりであったよ
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)