『久保田米斎君の思い出（くぼたべいさいくんのおもいで）』

久保田米斎君の事に就て何か話せということですが、本職の画の方の事は私にはわかりませんから、主として芝居の方の事だけ御話するようになりましょう。これは最初に御断りしておきます。 たしかな事はいえませんが、私の知っている限りでは、米斎君がはじめ …

著者	岡本綺堂
ジャンル	芸術・美術 > 演劇 > 劇場 演出 演技
初出	「伝記」1937（昭和12）年6月号
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約17分（500文字/分）
朗読目安時間	約29分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

仰（おっし） 好（すき） 先達（せんだって） 其方（そっち） 此方（こっち） 彼処（あそこ） 大根（おおね） 鬘（かずら） 頻（しきり） 難有（ありがと） 直（すぐ） 已（すで） 殖（ふ） 乃至（ないし） 何時（いつ） 余所（よそ） 鐺（こじり） 迯道（にげみち） 虞（おそ） 蘊蓄（うんちく） 花活（はないけ） 紐育（ニューヨーク） 先（ま） 直（す） 白粉（おしろい） 煽（あお） 委（くわ） 殊（こと） 殆（ほとん） 喧嘩（けんか） 暢気（のんき） 斟酌（しんしゃく） 拵（こしら） 恰好（かっこう） 忽（たちま） 団扇（うちわ） 已（や） 執（と） 差支（さしつかえ）