“幻滅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんめつ85.7%
ヂスイリユジヨン7.1%
デスイリュージョン7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はその料理屋へ尋ねて行き、いまだに白粉おしろいの厚い彼女と一時間ばかり話をした。が、彼女の空々そら/″\しいお世辞に幻滅げんめつを感ぜずにはゐられなかつた。
貝殻 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
來るべき冬の日の幻滅ヂスイリユジヨン…………
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
結婚に次いで来る幻滅デスイリュージョン——それが男の大なる躓きです。この躓きを無事に通り越す者は幸です。
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)