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のびのび
ふりがな文庫
“のびのび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
伸々
35.2%
暢々
35.2%
延々
22.2%
伸伸
1.9%
延引
1.9%
暢達
1.9%
身延
1.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伸々
(逆引き)
岐阜城へさして信長が帰ったのはそれからであったが、残暑の疲れを、彼も兵馬も、
伸々
(
のびのび
)
、ひと月と休んでいる
遑
(
いとま
)
もなかった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
のびのび(伸々)の例文をもっと
(19作品)
見る
暢々
(逆引き)
「そいつぁ
些
(
ちっ
)
と早いな。怪しいもんだぜ」などと、鶴さんは節の
暢々
(
のびのび
)
した白い手をのばして、
莨盆
(
たばこぼん
)
を引寄せながら、お島の顔を見あげた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
のびのび(暢々)の例文をもっと
(19作品)
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延々
(逆引き)
「いかにも、都のあの変事で、去年は
延々
(
のびのび
)
となり申したが、どうやらこの秋には、部屋住みの高氏も、
妻
(
め
)
を持つ
男並
(
おとこなみ
)
となりそうでござりまする」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
のびのび(延々)の例文をもっと
(12作品)
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▼ すべて表示
伸伸
(逆引き)
そこでは人人が、他人の領域と交渉なく、しかもまた各人が全体としての
雰囲気
(
ふんいき
)
(群集の雰囲気)を構成して居る。何といふ無関心な、
伸伸
(
のびのび
)
とした、楽しい忘却をもつた雰囲気だらう。
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
のびのび(伸伸)の例文をもっと
(1作品)
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延引
(逆引き)
彼奴
(
やつ
)
も可哀そうだ、一度は行って見てやらなければ……という気はあっても、さて踏み出して行く決心が出来なかった。
明日
(
あす
)
は明日はと思いながら、つい
延引
(
のびのび
)
になってしまった。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
のびのび(延引)の例文をもっと
(1作品)
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暢達
(逆引き)
この景色はかように
暢達
(
のびのび
)
して、かように明白で、今までの自分の
情緒
(
じょうしょ
)
とは、まるで似つかない、景気のいいものであったが、自身の魂がおやと思って、本気にこの
外界
(
げかい
)
に
対
(
むか
)
い出したが最後
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
のびのび(暢達)の例文をもっと
(1作品)
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身延
(逆引き)
新聞を見て了つて、起きようかナと思ふと、先づ床の中から両腕を出して、思ひ切つて
悠暢
(
ゆつたり
)
と
身延
(
のびのび
)
をする。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
のびのび(身延)の例文をもっと
(1作品)
見る
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