“のび/″\”の漢字の書き方と例文
語句割合
延々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新「其様な事を云わずにしっかりして、よう、もう一遍丈夫になって駕籠にでも乗せて田舎へ連れて行って、暢気のんきな処へ隠居さしてえと思うのだ、随分寿命も延々のび/″\するから彼方あっちへお引込ひっこみよう」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「中田屋ですよ。仲人なかうどが入つて、結納まで取交したといふことですが、十九の厄だから今年はいけないとかで、延々のび/″\になつて居るんで——尤も、あのろくろ姫の噂で、長崎屋の方で嫌氣がさして居るとも言ひますがね」
銭形平次捕物控:167 毒酒 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)