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伸々
ふりがな文庫
“伸々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のびのび
86.4%
のび/\
13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のびのび
(逆引き)
即ち、一首の声調が如何にもごつごつしていて、「もののふの
八十
(
やそ
)
うぢがはの
網代木
(
あじろぎ
)
に」というような
伸々
(
のびのび
)
した調子には行かない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
岐阜城へさして信長が帰ったのはそれからであったが、残暑の疲れを、彼も兵馬も、
伸々
(
のびのび
)
、ひと月と休んでいる
遑
(
いとま
)
もなかった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伸々(のびのび)の例文をもっと
(19作品)
見る
のび/\
(逆引き)
馬鹿に氣が
伸々
(
のび/\
)
として來る。そこで、ぐいと落着拂ツて、平筆を洗ツて、片付けるものを片付けにかかる。片付けながら、彼は、ふと此んなことを考へた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
又
招魂社
(
せうこんしや
)
の境内へ子供等を
伴
(
つ
)
れて
行
(
い
)
つたりするのも気が
伸々
(
のび/\
)
する様であつた。
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
伸々(のび/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
伸
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
々
3画
“伸”で始まる語句
伸
伸上
伸縮
伸掛
伸子
伸出
伸一先生
伸縮自在
伸懸
伸伸
“伸々”のふりがなが多い著者
三島霜川
与謝野寛
吉川英治
林芙美子
長谷川時雨
斎藤茂吉
梶井基次郎
泉鏡太郎
泉鏡花
江戸川乱歩