“結構々々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けつこう/\66.7%
けっこうけっこう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『あゝ貴方あなたこゝれられましたのですか。』とかれしはがれたこゑ片眼かためほそくしてふた。『いや結構けつこう散々さん/″\ひとうしてつたから、此度こんど御自分ごじぶんはれるばんだ、結構々々けつこう/\。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
見て是は/\手厚てあつ土産みやげ何よりの好物かうぶつしか澤山たくさんめぐまれ千萬かたじけなし清兵衞貴樣の店の酒を飮では外の酒は一かうのめなに結構々々けつこう/\と大いによろこ直樣すぐさまさかな調理こしらへさけひら酒宴しゆえんにこそは及びけれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
『ああ貴方あなたもここへれられましたのですか。』とかれしわがれたこえ片眼かためほそくしてうた。『いや結構けっこう散々さんざんひとをこうしてったから、こんどは御自分ごじぶんわれるばんだ、結構々々けっこうけっこう。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)