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手厚
ふりがな文庫
“手厚”の読み方と例文
読み方
割合
てあつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てあつ
(逆引き)
上等兵
(
じょうとうへい
)
小野清作
(
おのせいさく
)
は、
陸軍病院
(
りくぐんびょういん
)
の
手厚
(
てあつ
)
い
治療
(
ちりょう
)
で、
腕
(
うで
)
の
傷口
(
きずぐち
)
もすっかりなおれば、このごろは
義手
(
ぎしゅ
)
を
用
(
もち
)
いてなに
不自由
(
ふじゆう
)
なく
仕事
(
しごと
)
ができるようになりました。
村へ帰った傷兵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
救はれ萬事の事まで
厚
(
あつ
)
く世話に
成
(
なり
)
ければ悦ぶ事
限
(
かぎ
)
りなく是も其夜は
打臥
(
うちふし
)
けるが偖翌日より後藤半四郎は自分の金を出し
藥
(
くすり
)
其外
(
そのほか
)
手厚
(
てあつ
)
く世話を致させて先新藤夫婦の身元を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
丁
(
ちやん
)
と
渉
(
わたり
)
が付いてゐるんだから、
阿母
(
おつか
)
さんは
傍
(
そば
)
から『ちやほや』して、そりや貴方、
真面目
(
まじめ
)
ぢや見ちやゐられないお
手厚
(
てあつ
)
さ加減なんだから、那奴は図に乗つて了つて、やあ、風呂を
沸
(
わか
)
せだ事の
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
手厚(てあつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
厚手
“手厚”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三島霜川
作者不詳
小川未明