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欺瞞
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だま
ふりがな文庫
“
欺瞞
(
だま
)” の例文
先生方を信じて、尊敬して、慕ったり、
便
(
たよ
)
り
縋
(
すが
)
ったりしているうちに、その先生方に
欺瞞
(
だま
)
されたり、キチガイにされたりしているじゃないですか。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
……
妾
(
わたし
)
の云うことをよくお聞き。お前のお父様は城下の人で五味多四郎というのだよ。……妾はその人に
欺瞞
(
だま
)
されたのだよ。——じきに妾は死ぬだろう。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「大変真白になったな。亭主を
欺瞞
(
だま
)
すんだから
善
(
よ
)
くない」と父が
調戯
(
からか
)
っていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「アハハ。そんなら貴下も僕等と同様、被害者の一人です。姫草に
欺瞞
(
だま
)
されて、医師法違反を
敢
(
あ
)
えてされたのです」
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
況
(
いわ
)
んや俺たちをコンナにまで
欺瞞
(
だま
)
す気苦労と言ったら、考えるだけでもゾッとするじゃないか
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
欺
常用漢字
中学
部首:⽋
12画
瞞
漢検1級
部首:⽬
16画
“欺瞞”で始まる語句
欺瞞者
欺瞞性