“貪婪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どんらん90.2%
たんらん8.7%
むさぼり1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従って農民は困窮の生活をしている。しかし農民は少くともその暴君を富ましめず、そして専制主義の貪婪どんらんは自らを罰するのである1
それだから寒月には、あんな釣り合わない女性にょしょうは駄目だ。僕が不承知だ、百獣のうちでもっとも聡明なる大象と、もっとも貪婪たんらんなる小豚と結婚するようなものだ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
是故にわれ罪を淨めんとてかの貪婪むさぼりのために歎く民の間にありきとも、これと反するとがのゆゑにこそこの事我に臨めるなれ。 五二—五四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)