“貪食”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どんしょく93.3%
どんしよく6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど彼は少しもうれしくない。その臙脂えんじや、香りや、太い腕や、貪食どんしょくやで、いやになっている。今ではたいへん嫌いになっている。
最初の一撃にしくじった妖怪の怒りに燃えた貪食どんしょく的な顔が大きく迫ってきた。悟浄は強く水をって、泥煙を立てるとともに、愴惶そうこうと洞穴を逃れ出た。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
両立しない創造の喜と不耕貪食どんしよくにがさ。
智恵子抄 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)