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鬱憤
ふりがな文庫
“鬱憤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うっぷん
93.3%
うつぷん
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うっぷん
(逆引き)
「いけませんよ、とど助さん。空ッ腹の
鬱憤
(
うっぷん
)
ばらしにあんな恐い声を出しちゃ、とても商売にはなりません、やめてもらいましょう」
顎十郎捕物帳:17 初春狸合戦
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
夫人は、心の中に抑えに抑えていた女性としての平生の
鬱憤
(
うっぷん
)
を、一時に晴してしまうように、烈しく
迸
(
ほとばし
)
る火花のように
喋
(
しゃ
)
べり続けた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
鬱憤(うっぷん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うつぷん
(逆引き)
圓三郎の舌は次第に
圓滑
(
ゑんくわつ
)
に動きます。最初遠慮してゐたのが、平次の問ひにつれて、次第に日頃の
鬱憤
(
うつぷん
)
が點火されて行くのでせう。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
今度は、ヘレン・バーンズが私に説明を求めたので、私は私のやり方でもつて、自分の受難と
鬱憤
(
うつぷん
)
の物語を早速はじめた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
鬱憤(うつぷん)の例文をもっと
(5作品)
見る
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
憤
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“鬱憤”で始まる語句
鬱憤晴
検索の候補
御鬱憤
鬱憤晴
“鬱憤”のふりがなが多い著者
吉川英治
三上於菟吉
徳冨蘆花
谷崎潤一郎
岩野泡鳴
中里介山
二葉亭四迷
井上円了
ロマン・ロラン
作者不詳