“野田笛浦”の読み方と例文
読み方割合
のだてきほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野田笛浦のだてきほと云う人が父の親友で、野田先生はどんな人か知らない、けれども山陽を疎外そがいして笛浦を親しむと云えば、笛浦先生は浮気でない学者と云うような意味でしたか
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
はじめ野田笛浦のだてきほ古賀謹堂こがきんどうに従って学び後に羽倉簡堂はくらかんどうに師事した。名古屋藩校の督学を辞して後東京に帰り浅草新堀に学舎を開き明治二十一年十二月某日に没した。享年六十である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)