疎外そぐわい)” の例文
兩者りやうしやあひだには何等なんら性質せいしつ變化へんくわせしむべき作用さようおこるでもなく、れはみづあぶら疎外そぐわいするのか、あぶらみづ反撥はんぱつするのかつひ機會きくわいいのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
彼等かれら平生へいぜい家族かぞくまじつて、その老衰らうすゐがどうしても自然しぜん壯者さうしやあひだ疎外そぐわいされつゝ、各自かくじむし無意識むいしきでありながらしか鬱屈うつくつしてものう月日つきひすごしつゝあるとき
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれわづかに三にん家族かぞくあぶらごとみづはじかれても疎外そぐわいされてもたゞ凝結ぎようけつしてることにのみ、假令たとひ慰藉ゐしやされないまでも不安ふあんかんずることなしに/\ときざんでくらしてくことが出來できるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)