“古老”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こらう62.5%
ころう37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町内第一ちやうないだいいち古老こらうで、こんしろ浴衣ゆかた二枚にまいかさねた禪門ぜんもんかね禪機ぜんき居士こじだとふが、さとりひらいてもまよつても、みなみいて近火きんくわではたまらない。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
相勤候處夫より段々だん/\取立とりたてられ用人に相成候後先代せんだいよりの古老こらうたる山口惣右衞門にながいとまを申付られ候然れどもいまだ先代よりの用人ようにんすけ十郎郷右衞門と申者御座候を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
就中なかんずく、木村摂津守の名は今なお米国において記録きろくに存し、また古老ころう記憶きおくするところにして、我海軍の歴史に堙没いんぼつすべからざるものなり。
古老ころうの伝える所によると、前田家では斉広以後、斉泰なりやすも、慶寧よしやすも、煙管は皆真鍮のものを用いたそうである、事によると、これは、金無垢の煙管にりた斉広が
煙管 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)