“禪門”の読み方と例文
新字:禅門
読み方割合
ぜんもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
維盛卿は父に向ひ、『先刻祖父(そふ)禪門(ぜんもん)の御勸(おんすゝ)めありし宋朝渡來の醫師、聞くが如くんば世にも稀なる名手(めいしゆ)なるに、父上の拒(こば)み給ひしこそ心得ね』
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
と町内第一(ちやうないだいいち)の古老(こらう)で、紺(こん)と白(しろ)の浴衣(ゆかた)を二枚(にまい)重(かさ)ねた禪門(ぜんもん)。豫(かね)て禪機(ぜんき)を得(え)た居士(こじ)だと言(い)ふが、悟(さとり)を開(ひら)いても迷(まよ)つても、南(みなみ)が吹(ふ)いて近火(きんくわ)では堪(たま)らない。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
宜道(ぎだう)から此(この)夢窓國師(むさうこくし)と大燈國師(だいとうこくし)とは、禪門(ぜんもん)中興(ちゆうこう)の祖(そ)であると云(い)ふ事(こと)を教(をそ)はつたのである。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)