古老ころう)” の例文
就中なかんずく、木村摂津守の名は今なお米国において記録きろくに存し、また古老ころう記憶きおくするところにして、我海軍の歴史に堙没いんぼつすべからざるものなり。
古老ころうの伝える所によると、前田家では斉広以後、斉泰なりやすも、慶寧よしやすも、煙管は皆真鍮のものを用いたそうである、事によると、これは、金無垢の煙管にりた斉広が
煙管 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
古老ころうに向って応答こたえ一つ致さぬとは——ウヌ、どうしてくれよう!」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)