“こらう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古老55.6%
虎狼33.3%
古廊11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相勤候處夫より段々だん/\取立とりたてられ用人に相成候後先代せんだいよりの古老こらうたる山口惣右衞門にながいとまを申付られ候然れどもいまだ先代よりの用人ようにんすけ十郎郷右衞門と申者御座候を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
これがむくい一一三虎狼こらうの心に障化しやうげして、信頼のぶより隠謀いんぼうにかたらはせしかば、一一四地祇くにつがみさかふ罪、さとからぬ清盛きよもりたる。
一人は俗謡らしい物を歌ひ一人は口笛を吹いて其れに合せて居る労働者にも其処そこで逢つた。サン・ロレンツオ寺のくづれた古廊こらうも秋の季節に見るべき物である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)