“虎狼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ころう68.4%
こらう15.8%
とらおおかみ15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那をしてソビエット政府の光栄ある治下に置き、彼等虎狼ころう爪牙そうがから免れしむることは一に新興×××××諸君の奮起力にかかっている。
人間レコード (新字新仮名) / 夢野久作(著)
お絹が父親の命に代る爲に、自分から進んで虎狼こらうあぎとへ飛込んだと解ると、一色道庵は危險に對してすつかり盲目になつて了つたのです。
それでどんなあらえびすでも、虎狼とらおおかみのような猛獣もうじゅうでも、田村麻呂たむらまろ一目ひとめにらまれると、たちまち一縮ひとちぢみにちぢみあがるというほどでした。
田村将軍 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)