“輟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
83.3%
とゞ8.3%
やみ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木村に言ったわけでもないらしいが、犬塚の顔が差し当り木村の方に向いているので、木村は箸をめて、「無政府主義者ですか」と云った。
食堂 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
二更、三更にして猶且とゞめざるなり、往々にして五更に至る。時に洒然しやぜんたる一老婦人あり室に入り来り少年を叱して去らしむ。老人顧みて笑ふ。当時会話の光景蓋し斯の如し。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
詛ひしより彼輩一年の間踊りて少しもやみ得なんだ(Henri Estienne,‘Appologie pour Hérodote,’ n. e., Paris, 1879, tom. ⅱ, p. 79)
詛言に就て (旧字旧仮名) / 南方熊楠(著)