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洒然
ふりがな文庫
“洒然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃぜん
73.9%
さっぱり
8.7%
けろり
4.3%
さつぱり
4.3%
しやぜん
4.3%
せんぜん
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃぜん
(逆引き)
ああいう
敏捷
(
びんしょう
)
な女だから、かえってこっちの裏をかいて、
明々
(
あかあか
)
と
町家
(
ちょうか
)
の灯が往来を照らしている中を、
洒然
(
しゃぜん
)
とあるいているかも知れない。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
洒然(しゃぜん)の例文をもっと
(17作品)
見る
さっぱり
(逆引き)
洒然
(
さっぱり
)
とした門の戸は固く
鎖
(
とざ
)
されて、竹垣の根には優しい露草の花が咲いている。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
洒然(さっぱり)の例文をもっと
(2作品)
見る
けろり
(逆引き)
と
洒然
(
けろり
)
として
訊
(
たず
)
ねた。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
洒然(けろり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
さつぱり
(逆引き)
私
(
わたし
)
が
戻
(
もど
)
りましたからは
御心配
(
ごしんぱい
)
なくお
就蓐
(
やすみ
)
下
(
くだ
)
されと
洒然
(
さつぱり
)
といひて
隣
(
となり
)
の
妻
(
つま
)
を
歸
(
かへ
)
しやり、
一人
(
ひとり
)
淋
(
さび
)
しく
洋燈
(
らんぷ
)
の
光
(
あか
)
りに
烟草
(
たばこ
)
を
吸
(
す
)
ひて、
忌々
(
いま/\
)
しき
土産
(
みやげ
)
の
折
(
をり
)
は
鼠
(
ねづみ
)
も
喰
(
く
)
べよとこぐ
繩
(
なは
)
のまゝ
勝手元
(
かつてもと
)
に
投出
(
なげいだ
)
し
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
洒然(さつぱり)の例文をもっと
(1作品)
見る
しやぜん
(逆引き)
二更、三更にして猶且
輟
(
とゞ
)
めざるなり、往々にして五更に至る。時に
洒然
(
しやぜん
)
たる一老婦人あり室に入り来り少年を叱して去らしむ。老人顧みて笑ふ。当時会話の光景蓋し斯の如し。
頼襄を論ず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
洒然(しやぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
せんぜん
(逆引き)
日本男子中島端ト書ス。懐中ノ
楮墨
(
ちょぼく
)
ヲ探リテ予ト筆談ス。東亜ノ情勢ヲ
指陳
(
しちん
)
シテ、傾刻十余紙ヲ尽ス。予
洒然
(
せんぜん
)
トシテ之ヲ敬ス。
斗南先生
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
洒然(せんぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
洒
漢検1級
部首:⽔
9画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“洒”で始まる語句
洒落
洒脱
洒落者
洒々
洒
洒落本
洒落気
洒々落々
洒蛙洒蛙
洒堂
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洒々然
洒唖々々然
“洒然”のふりがなが多い著者
山路愛山
三上於菟吉
中里介山
吉川英治
中島敦
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佐々木味津三
夏目漱石
長谷川時雨
国枝史郎