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明々
ふりがな文庫
“明々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あかあか
75.0%
あか/\
8.3%
あり/\
5.6%
ありあり
2.8%
めいめい
2.8%
めい/\
2.8%
アカヽヽ
2.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかあか
(逆引き)
眼の早いガラッ八が指さしたのは、朝陽を
明々
(
あかあか
)
と受けて、昨夜から干し忘れたらしい
半纏
(
はんてん
)
が一枚、裏の物干竿に引っかけてあったのです。
銭形平次捕物控:085 瓢箪供養
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
明々(あかあか)の例文をもっと
(27作品)
見る
あか/\
(逆引き)
灯は
明々
(
あか/\
)
と壁を
泄
(
も
)
れ、
木魚
(
もくぎよ
)
の音も山の空気に響き渡つて、流れ下る細谷川の
私語
(
さゝやき
)
に交つて、一層の寂しさあはれさを添へる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
明々(あか/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
あり/\
(逆引き)
飛行
(
ひかう
)
なさばいざしらず我が庭の飛石に
草履
(
ざうり
)
の
形
(
かた
)
が血にて
明々
(
あり/\
)
殘るの
所謂
(
いはれ
)
なし
是
(
これ
)
眞
(
しん
)
に
疑
(
うたが
)
ふべき一ツなり然すれば傳吉に
意旨
(
いし
)
を
含
(
ふくみ
)
し者猿島川
邊
(
へん
)
にて男女の
害
(
がい
)
されたるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
明々(あり/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ありあり
(逆引き)
三日月
(
みかづき
)
なりに
切
(
き
)
ってある、
目
(
め
)
にいれたいくらいの
小
(
ちい
)
さな
爪
(
つめ
)
を、
母指
(
おやゆび
)
と
中指
(
なかゆび
)
の
先
(
さき
)
で
摘
(
つま
)
んだまま、ほのかな
月光
(
げっこう
)
に
透
(
すか
)
した
春重
(
はるしげ
)
の
面
(
おもて
)
には、
得意
(
とくい
)
の
色
(
いろ
)
が
明々
(
ありあり
)
浮
(
うか
)
んで
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
明々(ありあり)の例文をもっと
(1作品)
見る
めいめい
(逆引き)
ただ
息
(
そく
)
も養うあり、
瞬
(
しゅん
)
も存することあり、この心
惺々
(
せいせい
)
明々
(
めいめい
)
として、天理一息の間断なくして、わずかにこれよく昼を知るなり。これすなわちこれ
天徳
(
てんとく
)
にして、すなわちこれ昼夜の道に通じて知るなり。
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
明々(めいめい)の例文をもっと
(1作品)
見る
めい/\
(逆引き)
彼
(
か
)
の黒影はヤガて外套を脱して、一室の扉を押せり、室内は燈火
明々
(
めい/\
)
として、
未
(
いま
)
だ官服のまゝなる主人は、燃え盛る
暖炉
(
だんろ
)
の側に安然と身を大椅子に投げて、針の如き
頬髯
(
ほゝひげ
)
撫で廻はしつゝあり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
明々(めい/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
アカヽヽ
(逆引き)
夜半
(
ヨハ
)
のほうむを 兵車
明々
(
アカヽヽ
)
いづるなり。このときめきを 親 知らざらむ
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
明々(アカヽヽ)の例文をもっと
(1作品)
見る
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
々
3画
“明々”で始まる語句
明々後日
明々地
明々白地
明々喨々
明々白々
明々皎々
“明々”のふりがなが多い著者
邦枝完二
大阪圭吉
木下尚江
近松秋江
吉川英治
井上円了
作者不詳
モーリス・ルヴェル
石川啄木
佐々木邦