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木魚
ふりがな文庫
“木魚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もくぎょ
83.8%
もくぎよ
16.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もくぎょ
(逆引き)
線香の煙と、すず虫と、近松と、お経と
木魚
(
もくぎょ
)
の音が新秋の私を教育してくれた。と同時に私は略画の情趣を知らぬ間に感得してしまった。
大切な雰囲気:03 大切な雰囲気
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
将棋は負けても、亀の子を掴まえるのは上手だと豹一は力んだが、空しくあたりはすっかり夜が落ち、
木魚
(
もくぎょ
)
の音を悲しく聞いた。
雨
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
木魚(もくぎょ)の例文をもっと
(31作品)
見る
もくぎよ
(逆引き)
灯は
明々
(
あか/\
)
と壁を
泄
(
も
)
れ、
木魚
(
もくぎよ
)
の音も山の空気に響き渡つて、流れ下る細谷川の
私語
(
さゝやき
)
に交つて、一層の寂しさあはれさを添へる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
微祿
(
びろく
)
した舊幕臣の娘に育つて、おまけに私の
母方
(
はゝかた
)
の祖父は、私の書いた「
舊聞日本橋
(
きうぶんにほんばし
)
」の中に、
木魚
(
もくぎよ
)
の顏と題したほど、チンチクリンのお
出額
(
でこ
)
なのだが
日本橋あたり
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
木魚(もくぎよ)の例文をもっと
(6作品)
見る
“木魚”の意味
《名詞》
木製で中空の仏具で、表面に魚鱗が彫られ、先を布などで覆った撥で叩き、音を出すもの。
禅宗寺院の庫裏の軒先に掛け、時刻を知らせる魚の形をした木製の板。
(出典:Wiktionary)
“木魚”の解説
木魚(もくぎょ、杢魚とも)は、仏具・楽器の一種である。
(出典:Wikipedia)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
“木魚”で始まる語句
木魚庵
木魚然
木魚講
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大木魚
木魚庵
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木具魚台
“木魚”のふりがなが多い著者
小出楢重
淡島寒月
高浜虚子
島崎藤村
永井荷風
長谷川時雨
柳宗悦
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夏目漱石
新美南吉