“もくぎよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
木魚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其内そのうちうすしもりて、うら芭蕉ばせう見事みごとくだいた。あさ崖上がけうへ家主やぬしにははうで、ひよどりするどいこゑてた。夕方ゆふがたにはおもていそ豆腐屋とうふや喇叭らつぱまじつて、圓明寺ゑんみやうじ木魚もくぎよおときこえた。ます/\みじかくなつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「さうね、でも、木魚もくぎよを頬ぺたに吊してゐるやうにも見えるわね。」
お伽草紙 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
「さうね。でも、木魚もくぎよを頬ぺたに吊してゐるやうにも見えるわね。」
お伽草紙 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)