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母方
ふりがな文庫
“母方”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ははかた
71.4%
はゝかた
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ははかた
(逆引き)
「然うのようでございますね。芝居なんぞでショボ/\した御家人が傘を張っているところを見ますと、会ったことはありませんが、
母方
(
ははかた
)
の
祖父
(
じじい
)
を思い出します」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
なぜ、
和郎
(
わろ
)
は、
母方
(
ははかた
)
の身よりへ無心に行きなさらぬ。わろの
母御前
(
ははごぜ
)
は、みな、れッきとした、藤原の
朝臣
(
あそん
)
とやら、中御門様とやら、きら星な御貴人ぞろいではおわさぬか。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
母方(ははかた)の例文をもっと
(5作品)
見る
はゝかた
(逆引き)
立
(
た
)
てゝ
糶
(
せり
)
呉服
(
ごふく
)
の
見
(
み
)
るかげもなかりしが
六間間口
(
ろくけんまぐち
)
に
黒
(
くろ
)
ぬり
土藏
(
どざう
)
時
(
とき
)
のまに
身代
(
しんだい
)
たち
上
(
あが
)
りて
男
(
をとこ
)
の
子
(
こ
)
二人
(
ふたり
)
の
内
(
うち
)
兄
(
あに
)
は
無論
(
むろん
)
家
(
いへ
)
の
相續
(
あととり
)
弟
(
おとゝ
)
には
母方
(
はゝかた
)
の
絶
(
たえ
)
たる
姓
(
せい
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
微祿
(
びろく
)
した舊幕臣の娘に育つて、おまけに私の
母方
(
はゝかた
)
の祖父は、私の書いた「
舊聞日本橋
(
きうぶんにほんばし
)
」の中に、
木魚
(
もくぎよ
)
の顏と題したほど、チンチクリンのお
出額
(
でこ
)
なのだが
日本橋あたり
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
母方(はゝかた)の例文をもっと
(2作品)
見る
“母方(母系制)”の解説
母系制(ぼけいせい、ドイツ語:Matrilinearität en: matriliny)とは、動物において、母方の血筋によって家族や血縁集団を組織する社会制度である。シャチ等に見られる。対義語には父系制がある。類似する言葉に母権制(ぼけんせい、en: matriarchy)がある。
(出典:Wikipedia)
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“母”で始まる語句
母
母屋
母親
母子
母様
母娘
母家
母衣
母樣
母者人
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