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洒々落々
ふりがな文庫
“洒々落々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃしゃらくらく
85.7%
しや/\らく/\
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃしゃらくらく
(逆引き)
誰も、この時の道庵の扱いぶりの
洒々落々
(
しゃしゃらくらく
)
として、手に入り過ぎて、人を食った振舞を見て、餅屋は餅屋だと思わぬ者はありません。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「父は、すべてを背負って、死ぬつもりかもしれぬ。どうも、今朝の様子は、余りにも
洒々落々
(
しゃしゃらくらく
)
、物事を、ちっとも苦にしていない」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
洒々落々(しゃしゃらくらく)の例文をもっと
(12作品)
見る
しや/\らく/\
(逆引き)
其
(
その
)
風采
(
ふうさい
)
も
餘程
(
よほど
)
變
(
ちが
)
つて
居
(
を
)
るが
相變
(
あひかは
)
らず
洒々落々
(
しや/\らく/\
)
の
男
(
おとこ
)
『ヤァ、
柳川君
(
やながはくん
)
か、これは
珍
(
めづ
)
らしい、
珍
(
めづ
)
らしい。』と
下
(
した
)
にも
置
(
お
)
かぬ
待遇
(
もてなし
)
、
私
(
わたくし
)
は
心
(
しん
)
から
憘
(
うれ
)
しかつたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
又
(
また
)
思出
(
おもひだ
)
す
事
(
こと
)
がある。
故人
(
こじん
)
谷活東
(
たにくわつとう
)
は、
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
の
晩年
(
ばんねん
)
の
準門葉
(
じゆんもんえふ
)
で、
肺病
(
はいびやう
)
で
胸
(
むね
)
を
疼
(
いた
)
みつゝ、
洒々落々
(
しや/\らく/\
)
とした
江戸
(
えど
)
ツ
兒
(
こ
)
であつた。(かつぎゆく
三味線箱
(
さみせんばこ
)
や
時鳥
(
ほとゝぎす
)
)と
言
(
い
)
ふ
句
(
く
)
を
仲
(
なか
)
の
町
(
ちやう
)
で
血
(
ち
)
とともに
吐
(
は
)
いた。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
洒々落々(しや/\らく/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
洒
漢検1級
部首:⽔
9画
々
3画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
々
3画
“洒々”で始まる語句
洒々
洒々然
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“洒々落々”のふりがなが多い著者
押川春浪
二葉亭四迷
林不忘
中里介山
吉川英治
泉鏡太郎
幸田露伴
永井荷風
夢野久作
泉鏡花