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晩年
ふりがな文庫
“晩年”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ばんねん
66.7%
イリマヘ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんねん
(逆引き)
こうして、
彼
(
かれ
)
は、
晩年
(
ばんねん
)
を
送
(
おく
)
りました。そして、
高齢
(
こうれい
)
でこの
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
から
去
(
さ
)
ったのであります。
彼
(
かれ
)
が、なくなっても、そのさかずきだけは、
完全
(
かんぜん
)
の
姿
(
すがた
)
で
後
(
のち
)
まで
残
(
のこ
)
りました。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
又
(
また
)
思出
(
おもひだ
)
す
事
(
こと
)
がある。
故人
(
こじん
)
谷活東
(
たにくわつとう
)
は、
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
の
晩年
(
ばんねん
)
の
準門葉
(
じゆんもんえふ
)
で、
肺病
(
はいびやう
)
で
胸
(
むね
)
を
疼
(
いた
)
みつゝ、
洒々落々
(
しや/\らく/\
)
とした
江戸
(
えど
)
ツ
兒
(
こ
)
であつた。(かつぎゆく
三味線箱
(
さみせんばこ
)
や
時鳥
(
ほとゝぎす
)
)と
言
(
い
)
ふ
句
(
く
)
を
仲
(
なか
)
の
町
(
ちやう
)
で
血
(
ち
)
とともに
吐
(
は
)
いた。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
晩年(ばんねん)の例文をもっと
(2作品)
見る
イリマヘ
(逆引き)
だから、此楽しげな様子を見て、彼のよい
晩年
(
イリマヘ
)
を喜ぶ心で、一ぱいになつた。あれだけむつかしい気性であり乍ら、正しい、其から閑雅なよさに幸せられて、よい一生を完結しようとしてゐる。
戞々たり 車上の優人
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
晩年(イリマヘ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“晩年”の意味
《名詞・形容動詞》
晩 年(ばんねん)
一生のうちの終わり頃の時期。
(出典:Wiktionary)
“晩年”の解説
晩年
(出典:Wikipedia)
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
“晩”で始まる語句
晩
晩餐
晩方
晩酌
晩食
晩飯
晩秋
晩春
晩餐会
晩稲
“晩年”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
折口信夫
小川未明