“上等”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうとう76.1%
じやうとう15.2%
けっこう2.2%
じゃうとう2.2%
じょうら2.2%
クラシイ2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをかる薄手うすで上等じょうとうなものとしてあり、それを使つかわなければならぬということは、なんといううるさいばかげたことかとおもわれました。
殿さまの茶わん (新字新仮名) / 小川未明(著)
エイフツドクハク伊等イとう各國かくこく上等じやうとう船客せんきやくいづれも美々びゞしき服裝ふくさうして着席ちやくせきせる其中そのなかまじつて、うるはしき春枝夫人はるえふじん可憐かれん日出雄少年ひでをせうねんとの姿すがたえた。
しかもなほ名譽めいよぢゃとはおもひませぬ」はて、こゝな我儘わがまゝどの、うれしがったり名譽めいよがったりするひまに、その上等けっこう脚節すねふしでも調査しらべておきゃ、つぎ木曜日もくえうびにパリスと一しょに會堂くわいだうくために。
ローラなどはロミオが愛姫ひめくらべては山出やまだしの下婢はしためぢゃ、もっとも、うただけはローラがはるかに上等じゃうとうのをつくってもらうた。
「これを今晩のうち厩番うまやばんに手渡してくれれば、お前さんは飛切上等じょうらの晴着が手に入るんだがね」
この週末旅行ウィイキ・エンドのなかで最も上等クラシイなのが、country home へ招いたり招かれたりして、宴会・舞踏・カアド・テニスのパアティを連日連夜ぶっつづける種類である。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)