“會堂”の読み方と例文
新字:会堂
読み方割合
くわいだう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カピ妻 はて、女(むすめ)よ、次(つぎ)の木曜日(もくえうび)の朝(あさ)早(はや)う、あの風流(みやび)な、立派(りっぱ)な若殿(わかとの)のパリスどのが、セント・ピーターの會堂(くわいだう)で、めでたう其方(そなた)を花嫁御(はなよめご)にお爲(し)やる筈(はず)ぢゃ。
彼女(かのぢよ)はその方面(はうめん)に、是(これ)といふ程(ほど)判然(はつきり)した凝(こ)り整(とゝの)つた何物(なにもの)も有(も)つてゐなかつたからである。二人(ふたり)は兎角(とかく)して會堂(くわいだう)の腰掛(べんち)にも倚(よ)らず、寺院(じゐん)の門(もん)も潛(くゞ)らずに過(す)ぎた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ヂュリ そのセント・ピーターの會堂(くわいだう)懸(か)けて、いゝや、ピーターどのをも誓言(ちかひ)にかけて、何(なん)のそれがめでたからう! 嫁入(よめいり)はせぬわいの。何(なん)といふ早急(さっきふ)ぢゃ。