“最上等”の読み方と例文
読み方割合
さいじょうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあおあがりなさい。これは天国の天ぷらというもんですぜ。最上等さいじょうとうのところです」といながらぬすんで来たかくパンを出しました。
貝の火 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ことに一番いいことは、最上等さいじょうとうの外国犬が、むこうから黒い影法師かげぼうし一緒いっしょに、一目散いちもくさんに走って来たことでした。じつにそれはロバートとでも名のきそうなもじゃもじゃした大きな犬でした。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)