“獨占”のいろいろな読み方と例文
新字:独占
読み方割合
どくせん50.0%
ひとりじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森閑しんかんとした浴室ゆどの長方形ちやうはうけい浴槽ゆぶね透明すきとほつてたまのやうな温泉いでゆ、これを午後ごゝ時頃じごろ獨占どくせんしてると、くだらない實感じつかんからも、ゆめのやうな妄想まうざうからも脱却だつきやくしてしまふ。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
その四十九日を待ち兼ねて、八千兩の金を獨占ひとりじめにしようとするから、番頭さんも内儀さんもあんな眼に逢はされたでねえか、皆んな天罰てんばつといふものだ