“天罰”の読み方と例文
読み方割合
てんばつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のがれたり共天罰てんばついかでまぬかるべきと屹度きつと覺悟を極め我思ふ仔細しさいありとて妻へ離縁状を渡し又番頭其外店の者一同へ金を與へていとま
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「狐の穴の中に千兩箱を隱すのは思ひつきさ。盜る氣で入つた者が材木と石に押し潰されたんだからこいつは天罰てんばつとでも思はなきやなるまい」
で、それからっていうもの、夜、ぐっすり眠ったためしがないのだ。一生安眠を封じられても、こりゃ、天罰てんばつだ。わしは文句をいうところはない。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)