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窠
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か
ふりがな文庫
“
窠
(
か
)” の例文
わたしが
妻籠
(
つまご
)
の青山さんのお宅へ一晩泊めていただいた時に、同じ
定紋
(
じょうもん
)
から昔がわかりましたよ。えゝ、
丸
(
まる
)
に
三
(
み
)
つ
引
(
びき
)
と、
窠
(
か
)
に
木瓜
(
もっこう
)
とでさ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この奇遇のもとは、妻籠と馬籠の両青山家に共通な
窠
(
か
)
に
木瓜
(
もっこう
)
と、丸に三つ
引
(
びき
)
の二つの定紋からであった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
偶然にも、その客は妻籠本陣の
定紋
(
じょうもん
)
を見つけて、それが自分の定紋と同じであることを発見する。
窠
(
か
)
に
木瓜
(
もっこう
)
がそれである。客は主人を呼びよせて物を尋ねようとする。そこへ寿平次が挨拶に出る。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
窠
部首:⽳
13画
“窠”を含む語句
蜂窠
眼窠
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歯窠
私窠子
窠下
窠宿
窠臼
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鳥窠和尚