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仕丁
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よぼろ
ふりがな文庫
“
仕丁
(
よぼろ
)” の例文
ここにその倉人女、この語る言を聞きて、すなはち御船に追ひ近づきて、その
仕丁
(
よぼろ
)
が言ひつるごと、
状
(
ありさま
)
をまをしき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
その中には、
高津
(
たかつ
)
のお宮のお飲み水を取る役所で働いていた、
吉備
(
きび
)
の生まれの、ある
身分
(
みぶん
)
の低い
仕丁
(
よぼろ
)
で、おいとまをいただいておうちへ帰るのが、乗り合わせておりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
ここに大后は、御綱栢を御船に積み
盈
(
み
)
てて還りいでます時に、
水取
(
もひとり
)
の司に使はゆる、吉備の國の兒島の郡の
仕丁
(
よぼろ
)
三
、これおのが國に
退
(
まか
)
るに、難波の大渡に、後れたる
倉人女
(
くらびとめ
)
四
の船に遇ひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“仕丁”の解説
仕丁(しちょう)とは、奈良時代の律令制における労役のひとつ。
令制のもとでは、50戸単位の1里ごとに2名の正丁を3年間徴集した。そのうち、1名を立丁、もう1名を廝丁といい、廝丁は立丁の炊事などの役をつとめさせ、彼らの生活費は供出元である里が負担した。在京の各官庁などに配置され、造営事業の労力源となった。
(出典:Wikipedia)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
“仕”で始まる語句
仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様