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『鼠坂』
ふりがな文庫
『
鼠坂
(
ねずみざか
)
』
小日向から音羽へ降りる鼠坂と云う坂がある。鼠でなくては上がり降りが出来ないと云う意味で附けた名だそうだ。台町の方から坂の上までは人力車が通うが、左側に近頃刈り込んだ事のなさそうな生垣を見て右側に広い邸跡を大きい松が一本我物顔に占めている赤土 …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1912(明治45)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
爺
(
じ
)
儞
(
にい
)
切
(
きり
)
出
(
いで
)
為
(
た
)
磚
(
たん
)
雨上
(
あまあ
)
息
(
や
)
疎
(
まばら
)
籠
(
かご
)
諦念
(
あきらめ
)
辮子
(
べんつう
)
上
(
かみ
)
奴
(
め
)
拳銃
(
けんじゅう
)
昏
(
くら
)
深淵
(
ふかぶち
)
溜
(
た
)
炕
(
かん
)
為組
(
しくみ
)
甑
(
かめ
)
舁
(
か
)
舌舐
(
したなめ
)
見遁
(
みの
)
誰
(
だれ
)
諦念
(
あきら
)
車
(
ぐるま
)
下脣
(
したくちびる
)
中伸
(
ちゅうの
)
主
(
ぬし
)
九谷
(
くたに
)
二十
(
はたち
)
傍
(
そば
)
儲
(
もう
)
兎
(
と
)
兵站
(
へいたん
)
其
(
その
)
凄
(
すご
)
勾配
(
こうばい
)
勿論
(
もちろん
)
南清
(
なんしん
)
厭
(
いや
)
台町
(
だいまち
)
合槌
(
あいづち
)
吊
(
つ
)
吊台
(
つりだい
)
吭
(
のど
)
呑
(
の
)
味
(
あじわ
)
噂
(
うわさ
)
囁
(
ささや
)
坑
(
あな
)
埋
(
うず
)
塞
(
ふさ
)
大幅
(
たいふく
)
大牢
(
たいろう
)
奴
(
やつ
)
好
(
い
)
尻
(
しり
)
年増
(
としま
)
微笑
(
ほほえ
)
忙
(
せわ
)
急須
(
きゅうす
)
愜
(
かな
)
慄
(
ふる
)
慥
(
たし
)
懐
(
ふところ
)
拵
(
こしら
)
持前
(
もちまえ
)
挽
(
ひ
)
捩
(
ね
)
掻
(
か
)
撮
(
つま
)
文晁
(
ぶんちょう
)
斬
(
き
)
旨
(
うま
)
明家
(
あきや
)
暫
(
しばら
)
枕元
(
まくらもと
)
栄
(
は
)
梯子
(
はしご
)
樺色
(
かばいろ
)
汁椀
(
しるわん
)
滑稽
(
こっけい
)
為事
(
しごと
)
為方
(
しかた
)
焚
(
た
)
煉瓦
(
れんが
)
煎茶
(
せんちゃ
)
煖炉
(
だんろ
)
燗
(
かん
)
狗
(
いぬ
)
狡猾
(
こうかつ
)
瓦斯
(
ガス
)
畢
(
おわ
)
皺
(
しわ
)
目食
(
めく
)
真鍮
(
しんちゅう
)
睨
(
にら
)
睫毛
(
まつげ
)