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炕
ふりがな文庫
“炕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
カン
50.0%
かん
16.7%
おんどる
16.7%
かう
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カン
(逆引き)
僧房は厚い壁と閂のついた重い扉で仕切られた三坪ばかりの薄暗い部屋で、羊毛の毛氈を敷いた臥牀と
炕
(
カン
)
の焚口がついているだけの簡素なものである。
新西遊記
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
炕(カン)の例文をもっと
(3作品)
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かん
(逆引き)
羊の毛皮を二枚着ていたそうだが、それで粟稈の中に潜っていたにしても、
炕
(
かん
)
は
焚
(
た
)
かれないから、随分寒かっただろうね。支那人は辛抱強いことは無類だよ。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
炕(かん)の例文をもっと
(1作品)
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おんどる
(逆引き)
「そうですよ。わたしたちは二人ともこの
炕
(
おんどる
)
の上で寝ます」春桃は少しもためらう風を見せなかった。
春桃
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
炕(おんどる)の例文をもっと
(1作品)
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かう
(逆引き)
Bは古い駅舎の
炕
(
かう
)
の上に毛布を敷いて夜ごとに佗しく寝るH夫妻を想像した。一輌の轎車の覚束なく塞外の地へと一歩々々動いて行くさまを想像した。
犬
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
炕(かう)の例文をもっと
(1作品)
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炕
部首:⽕
8画
“炕”を含む語句
火炕
炕麺麭
“炕”のふりがなが多い著者
木村荘十
与謝野寛
久生十蘭
与謝野晶子
田山録弥
森鴎外
田山花袋
宮本百合子